ヘルメット治療

ヘルメット治療 part1

今日も私のブログを見ていただいてありがとうございます。

今回も娘のヘルメット治療について記事にします。

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今回はヘルメット治療part1として初診の流れを記事にしたいと思います。

このヘルメット治療について記事にしようと思ったきっかけは多くのママとパパがご自身の大切なお子さまの頭がいびつや絶壁といったことで悩んでいるのではないのかと思ったこと。

このヘルメット治療がもっと一般的になって、お子さまの将来のリスクを減らして欲しいと思ったこと。

将来のリスクとは、もちろん頭の形ということもありますが、そのほかにも片頭痛、歯並び、腰痛、姿勢などへの影響です。

ヘルメット治療をしたからすべてのリスクがなくなるということではありませんが、減らせる可能性があるということです。

この記事を書いている2020年の今はまだ保険適用となっていませんが、保険適用になりより多くのお子さまが当たり前のように治療できる環境になってもらいたい。

そして、長女もヘルメット治療をやって、大変満足している私が、次女も治療することになったので、経験者としてこんなに素晴らしいヘルメット治療を多くの人に知っていただきたい。

そんな思いで記事にしています。

長女は今3歳です。治療をしてから2年以上が経ちました

そんな長女はヘルメットをしていたことも忘れ、今でも元気に幼稚園に通っています。

身長も伸びて早生まれなのに幼稚園のクラスで3番目に背が高い子になっています。

私たち親が見ている限りではヘルメット治療をやったことによる悪影響は何も感じません

2020年の内容です。これから時間が経つにつれてこの記事は古い記事になってしまうと思います。

しかし、ヘルメット治療を知っていただき、悩んでいるママとパパの参考に少しでもなることを望んでいます。

また時間が経ち治療が進歩する、あるいはヘルメット治療が一般的になってこの記事が古い内容になっているとか当たり前になっていることを望みます。

最終的にヘルメット治療を行うかを決めるのはご自身です。

このブログは治療に対する結果などの責任は一切負いません。

今回の記事は

ヘルメット治療ってどういう流れ

初診はどんな感じ

治療費は?

 

という方向けの記事です。

今回もお子さまの頭の形が絶壁だからとか、いびつだからとか、お医者さんから言われたからなど、あるいはヘルメット治療について少しでも気になるママとパパは是非読んでいただきたいです。

YouTube動画も作成しました。

初診までの流れ

初診は2つの病院のどちらかに行くことになります。

ご自宅から近いところへ行ってみてください。

2つの病院とは

・東京女子医大

・伊勢崎佐波医師会病院

このどちらかになります。

あいにくどちらも関東ですので、関東以外の方はかなり通院が大変です。

しかし、沖縄、九州、北海道、海外から来ている患者さんもいらっしゃるようです。

おそらく多くの方が東京女子医大に行くことになると思います。

なので当然ですが混んでいますので長時間の待ち時間が必要になると思います。

私たちも長女の時は平気で3時間4時間待つというのが当たり前でした。

そこでお勧めなのが群馬県にある伊勢崎佐波医師会病院(以下、佐波医師会病院)です。

今回は佐波医師会病院の流れについて主に記事にします。

こちらは毎週水曜日に藍原先生が診察をしてくれています。

なぜ伊勢崎なのか?それは藍原先生が伊勢崎出身だからというウワサです。

私たちはたまたま群馬県に住んでいるのでかなり恵まれていると感じています。

佐波医師会病院は先着順です。

8時前に整理券が配られます。その整理券の順番に診察を受けられます。

もちろんヘルメット治療以外の患者さんもいますので、全員がヘルメット治療をする方ということではありません。

そして、8時15分から受付開始となります。

できればその前に受付横の棚にある「問診表」を書いておくとスムーズです。

その際、小児科用の問診票が別にあるのですが、今回は小児科ではないので、普通の問診票を記入してください。

記入するのはこちらですね。

外来診療申込書と

問診票

下の小児科外来診療申し込み書は書かないでください。

受付開始となって番号を呼ばれたら、受付の方に

なお
なお
藍原先生をお願いします

と伝えてください。

その際に保険証と問診票を出すようにしてください。

そうすると、初診の窓口を案内されますので、そこで紹介状を出すとスムーズです。

紹介状がないと5,500円かかりますので、できればかかりつけの小児科の先生に藍原先生宛の紹介状を書いてもらうようにしてください。

初診の窓口で受け付けが終わり、しばらく待っていると、名前を呼ばれますので、呼ばれて受付窓口に行くと

受付
受付
藍原先生は10時頃お見えになられますのでそれまでお待ちになりますか?

と聞かれます。

受付で番号札を渡されることもあります。

もちろん院内で待つことも可能です。

近くに粕川公園や児童センターもありますので、時間まで遊具で遊ぶこともいいと思います。

家が近い方は家に帰ることもOKです。

なので私は親だけで順番を取りに行き、診察まで家に帰り、時間になったら娘と病院に行ってました。

ただし、順番までにいないと飛ばされますので注意してください。

もし飛ばされていると思ったら、近くの看護婦さんや受付の方に戻ってきたことを伝えると、診察していただけます。

いよいよ初診

診察室に入ると、藍原先生がすごくフランクに声をかけてくれます。

これがすごくありがたかったです。

長女の時は診察室に入って先生が娘を見てかけた言葉に救われたような気がします。

先生の人柄でヘルメット治療をお願いしようと思ったというところも実際はあります。

長女のヘルメット治療を卒業してから2年半経っていましたので、久しぶりに先生にお会いしました。

2年半経っても相変わらずフランクですごく話しやすく、最高の人柄は健在でした。

次女は2か月で初診を受けています。

これは長女が卒業する際に先生から

藍原先生
藍原先生
できれば2か月くらいで次の子の時は来て

と言われたからです。

なんとこれが大正解でした。

次女は大泉門が狭くおそらく、あと1~2か月で閉まってしまうと言われたのです。

この大泉門が閉まっていないことが重要なんです。

大泉門が閉まると治療はできないということです。

先生のお話の中で、月齢4か月の赤ちゃんのヘルメット治療を先日断ったというお話を聞きました。

4か月ですでに大泉門が閉まっていて、もうどうすることもできなかったようです。

もし私が親だったらなんでもっと早く来なかったんだろうって後悔すると思います。

だから、迷っているママとパパにはすぐに行動してほしいと書かせていただいています。

2か月だとまだ首も座っていませんし、ヘルメットが途中で頭の形に合わなくなると作り直すということも考えられます。

しかし、この時間の制限があるのでゆっくりしている場合ではないのです。

ヘルメットは日本製で完全オーダーメイドです。

なので、初診を受けてすぐその時から始めるということは不可能です。

最低でもヘルメットを作るのに2週間必要です。

なので迷っているママとパパはすぐに行動してください。

初診では先生のヘルメット治療の流れが説明していただけます。

今回はヘルメット治療が2人目なので詳しくは説明をされませんでしたが、次女の斜頭症のクラスは3でした。

ヘルメットを始める前の次女の頭の形です。

分かりづらくてごめんなさい。

娘の場合は右の後頭部がへっこんでいて、右の前頭部が若干前に出ています。

さらに耳の位置が上から見ると左右で違います。

これでクラス3です。

クラス1と2は自然に治る可能性がありますが、クラス3と4はヘルメット治療が必要ということです。

マックスはクラス4です。

私たちは最初からヘルメット治療を行う目的で初診を受けに行きましたが、先生の話を聞いて治療しないことももちろんOKです。

ヘルメット治療は1日23時間装着する必要があります。

お風呂に入るときと熱さまし以外は寝ているときも装着します。

金額は50万円+税です。

長女の時はヘルメットにつけるスポンジなどは50万円の中に入っていましたが、今は別にかかるようです。

ヘルメットの作成は長女の時は東京女子医大に行く必要がありましたが、今はAi-station clinicという専門のクリニックができたようです。

予約制で以前のように3時間以上待つ必要はなくなったようです。

佐波医師会病院で診察を受ける方はAi-station clinicに行くのは3回だけです。

1回目 ヘルメット作成のためのスキャン

2回目 ヘルメット完成引き取り

3回目 卒業時の最終スキャン

です。

こういう点でも佐波医師会病院はかなり助かります。

なので、佐波医師会病院に近いかたはこちらをおすすめします。

初診ではこのほか頭の骨に異常がないかCTを撮られます。

なので待ってる患者さんの人数によって変わりますが、2~3時間くらいかかりますので、これも知っておいていただいたほうがいいと思います。

初診でやることは先生からのヘルメット治療の説明とCTです。

初診で最大の選択

そして初診で最大のやるべきことは治療をするのかしないのかの選択です。

治療をしないのであれば、CTもありませんし、これで診察は終わりになると思います。

治療をするのであればヘルメット作成のスキャンのためにクリニックの予約方法を説明されます。

スキャンは木曜日にやっていますので、最短だと佐波医師会病院に行った次の日にクリニックに行くことになりますので予定しておくと良いと思います。

予約制なので予約がいっぱいだと翌週以降になると思います。

ここまでが初診の内容です。

次回はクリニックに行ったことを記事にしたいと思います。

YouTube動画も作成しました。

今読んでいる記事はpart1です。

ヘルメット治療を初めて知った方はこちら

part2はこちら

part3はこちら

part4はこちら

part5はこちら

part6はこちら

part7はこちら

part8はこちら

part9はこちら

part10(治療終了)はこちら

part11 治療結果報告はこちら

よかったら参考にしてください。

今日も私のブログを読んでいただいてありがとうございました。