今日も私のブログを見ていただいてありがとうございます。
今回は昨年一年間の太陽光売電の振り返りを行いたいと思います。
この記事は
向けの記事です。
2020年一年の総売電量と額
売電量と売電金額
集計期間
2019年12月16日~2020年12月14日
集計日数
365日
売電量
14,703kwh
売電金額
517,541円(税込み)
パワコン電気料(使用料)
6,395円(税込み)
電気使用量と請求金額
電気使用量
7,987kwh
請求金額
237,833円(税込み)
という結果になりました。
売電額と使用額の差額は279,708円となり、パッとみた感じでは、かなり儲かっているように感じます。
しかし、ここにからくりがあります。
儲かっているようで実は赤字
実は、他に太陽光パネルなどの機器類の減価償却、売電開始時にかかった接続工事代の均等償却、太陽光の機器類などを購入するために借入をした利息が年間で264,799(税抜き)かかります。
これはほぼ毎年同じで、利息のみが若干変わります。
儲かった279,708円は消費税込みの額なので、税抜きにすると254,280円となります。
254,280円-264,799円=̠△10,519円となります。
そうなんです。機器の減価償却などを考えると「赤字」です。
さらに最悪なのが、税金です。
全量売電の場合、自家用で使用した電気代は太陽光の収入に対する経費になりません。
余剰売電の場合は確か経費なったと思います。(間違っていたらごめんなさい)
税金の計算は517,541円の売電金額から消費税を抜いて470,492円となります。
そこからパワコン電気料、機器の原価償却、接続料の均等償却、借入金利息を引くことになります。
470,492円-270,613円=199,879円
所得税の税率は最低5%で最高45%となっています。
最低の5%でも9,993円です。
△10,519円にさらに9,993円がかかります。
20,000円以上のマイナスです。
ただし、所得税の場合、給与所得のみかた(簡単に言うとサラリーマンのかた)は給与以外に20万以上の所得がなければ申告する必要はありません。
今回で言うと、所得は199,879円なので、申告する必要な無いと思います。
しかし、私は医療費控除をするので申告が必要になるけど・・・
本当によく考える必要がある
太陽光の設置に関してはネットの広告や建築会社などでも儲かるということが載っていたり、言われたりすることがあると思います。
しかし、上の数字が我が家の実際の数字です。
なのでお金だけで考えると必ずしも儲かるということは言えません。
しかも、壊れたら修理する必要があるのでもっとかかる可能性があります。
よく考えて設置する必要があると思います。
ただし、次の考えもお持ちの方でしたら他にメリットがあります。
例えば、蓄電池を設置して自宅の電気使用量をとことんまで下げる。
さらにその蓄電池を利用して。もしのも災害の時用に備えておきたい。
あるいは電気自動車やプラグインハイブリッド車(PHV)をお持ちで夜のうちに充電して、ガソリン代を浮かせる。
電気自動車やPHVを利用してV2Cを利用したい。
V2C(V to C)とは簡単に言うと、自宅にある太陽光、蓄電池と電気自動車やPHV車を利用して、太陽光で発電した電気を蓄電池や車にためておいて、必要な時に蓄電池や車から電気を供給して自宅で電気を使う方法です。
これをすると、蓄電池のほかに車も蓄電池の役割を果たしてくれるので、災害時に長期間にわたって電気を利用することができます。
車がPHV車の場合だとガソリン満タンだと、2週間使えるということもあり得るようです。
このように、お金の部分だけなく、蓄電池、車とあらゆるパターンを考えて、自分に合ったエネルギーライフを送ることができるのもメリットだと思います。
お金の部分だけを見るとデメリットの部分が大きいように見えますが、違う部分で見れば今までと違った生活を送れるという可能性があります。
引き続き売電金額などのアップを続けていきたいと思います。
今日も私のブログを読んでいただきありがとうございました。